モーニング娘。
L. Althusser
プロ野球の西武がアマチュアの選手に金銭を渡した話。
なんだかどこを見ても絶対悪のような語られかたをしている。そりゃ、良くはないのだろう。野球という純粋なスポーツを金で汚す?いや、そんなことはないな。FAだって金が動くのは明々白々、今更プロ野球に金がどうとかいうことでもない。ルールに反する。そりゃそうだ。それはよくない。で、何でそのルールがそれほどに重要?
いや、私だって「悪い」ということを否定したいわけではない。きっと良くないことだったのだと、皮肉ではなく、思っている。ただ良くないことは良くないことなりに、少し別な見方だってできるじゃないか、という思いに駆られてならない。
将来有望な若者がいる。その若者の実家はそれほど裕福ではない。東京の私学に進学するのは経済的に辛そうだ。そこにある企業が目をつける。その若者の才能に目をつけたのだ。その若者の才能を自分のところで生かしてもらいたいと願い、進学の援助をする。若者の才能にそれだけの価値があると信じ、お金を払ったのだ。その場限りのいい加減な思いだったら、大学などにやらず、さっさと囲い込めば良かった。しかしもっと先のことまで考えて、大学に進むところまで援助した。そうしてその有能な若者は大学に進学できた。
ある才能に、その才能を自分のところで生かしてもらおうと企業が金を出す。そしてその才能を持った若者はチャンスをつかむ。
確かにプロスポーツとアマチュアスポーツとの間のルール違反を犯した。それはよくはない。ペナルティは下るし、それもやむを得まい。
しかしその行為自体が極悪非道、絶対に許されざる罪だ、といわれると私にはピンと来ない。
T60を自宅でいじっている間、T40は仕事先に置きっぱなしにしていた。久々にそれを引き上げてくる。
今、私の自宅の机の上には
の四台のPCが鎮座している。データの取り回しを含め、どう使い分けようか、分からない。