ブレーンストーミング
論点を摘出する際、初めに行う自由発散法。
- あたえられたテーマに対して自由に(手当たり次第に)キーワードを書き出していく(自由発散:個別具体)
- キーワードの中から、似た内容のキーワードをまとめてラベルを付ける(収束:一般抽象)
- 前項で付けたラベルから「問い」を引き出し、それを「論点」として議論を進める
「ロジカルライティング」・「ロジカルシンキング」
- 論文・報告書・提案書…「ロジカルライティング」
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個別具体的なデータを根拠として一般抽象的な主張を行う。
- 「ロジカルシンキング」
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- 個別具体的な情報を幅広く数多く集める。
- 俯瞰的な立場から一般的に価値のある主張を行う。
個別具体と一般抽象の往復運動の中で主張を洗練させていく作業
- 発散法(具体的事例を集積)
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- 自由発散法…ブレーンストーミング
- 強制発散法…ロジックツリー(論理階梯)
- 強制発散法…ポートフォリオ分析(座標軸)
- 収束法(一般・抽象的構造を発見)
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- グルーピング
- ラベリング
- 座標軸抽出・設定
- 構造発見
※「理論」・フレームワークの活用
μ国についてのブレーンストーミング
- ブレーンストーミングより作られたマップ
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μ国に関するマップ - マップから摘出した問題
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- μ国はどのような地理的状況にあるのか。
- μ国はどのような経緯で死刑が廃止されたのか。
- μ国の政治体制はどのようなものか。
- μ国では社会調査はどのような位置づけをなされているか。
- マップから摘出した論点をもとにした文章例
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μ国における社会調査 μ国では社会調査が公的に実施され、政治に大きな影響を及ぼしている。社会意識調査を国家レベルでたびたび行っており、量的調査研究も盛んである。独立行政機関の社会調査研究所が公的な位置づけを持って毎年世論調査を行っており、その結果を行政府は尊重することが慣例づけられている。この調査結果をもとに「世論調査概要」という報告書が毎年発行されている。