引用
引用には「短い引用」と「長い引用」がある(「社会学評論スタイルガイド」より)。「短い引用」は本文中に引用符で括る。「長い引用」は引用部をブロック化する。
出典
地の文
<cite>出典(タイトル)</cite>
地の文
短い引用
地の文
<q>引用されたフレーズ</q>
地の文
使用例
多くのブラウザでは引用部分の言語指定(lang="ja"など)によって、引用符の形式が変わる。
出典はイタリックになる。フォントがイタリック体を持たない場合、変化なし(見分けがつかない)。
スタイルの設定
- 出典
-
- 邦文の文献
-
- 書籍名・雑誌名…タイトル
- 論文名…タイトル
- 欧文の文献
-
- 書籍名・雑誌名…Title
- 論文名…Title
:lang(ja) > cite{ font-style:normal; } :lang(ja) > cite::before{ content:"『"; } :lang(ja) > cite::after{ content:"』"; } :lang(ja) > cite.cite_paper::before{ content:"「"; } :lang(ja) > cite.cite_paper::after{ content:"」"; } :lang(en) > cite{ font-style:italic; } :lang(en) > cite.cite_paper{ font-style:normal; } :lang(en) > cite.cite_paper::before{ content:"\""; } :lang(en) > cite.cite_paper::after{ content:"\""; }
- 引用符
-
引用符はブラウザの初期設定で問題ないが、日本語で「」で括ることを明示的に指定するには以下のように設定する。
:lang(ja) > q { quotes: '「' '」' '『' '』'; }
大学時代の友人がマルクスにかぶれているらしい。昨日興奮気味におい、お前、マルクスの資本論読んだか?冒頭
と言ってきた。
資本主義的生産を行う社会では、その富は、商品の巨大な蓄積のようなものとして現われる
。これ、しびれるよな!
- 資本論の前後に『』がつく。
長い引用
長い引用は引用部を独立したブロックとする。
地の文
<blockquote>
引用された文
</blockquote>
地の文
使用例
スタイルの設定
- マージン
-
文献から長めの文章を引用する――引用文が数行にわたる――ときは,前後各1行ずつあけ,かつ,左側を全角で2字分字下げして,引用であることを明示すること.
blockquote{ margin:1rem 0 1rem 2em; }
今日同じ学部の同級生から
お前,ウェーバーのプロテスタンティズムと資本主義の精神も読んでないのかよ
と馬鹿にされた.むかついたので読んだ.その冒頭の一節から引き込まれてしまった.さまざまな種類の信仰が混在している地方の職業統計に目をとおすと,通常つぎのような現象が見いだされる.それはドイツ・カトリック派会議の席上や同派の新聞,文献の中でたびたび論議されていることだが,近代的企業における資本所有や起業家についてみても,あるいはまた上層の熟練労働者層,とくに技術的あるいは商人的訓練のもとに教育された従業者たちについてみても,彼らがいちじるしくプロテスタント的色彩を帯びているという現象だ(Weber 1920=1988:16)
なんか今の
なんちゃって経営者
論議に通じる話かなあ,とか思った.
文献リスト
文献
使用例
スタイルの設定
- 引用符
-
ol.document_list{ list-style: none; } ol.document_list li{ text-indent:-2em; }
- Weber, Max, 1920, Die protestantische Ethik und der 'Geist' des Kapitalismus. (大塚久雄訳, 1988, プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 岩波書店.)