ライティング実習2A 12組

2024年度 前期 木03 13:30-15:00 瀬田3-B104

論文の書式

『社会学評論』形式

『社会学評論スタイルガイド』より

マックス・ウェーバーの職業観

はじめに

今日同じ学部の同級生からお前,ウェーバー1)プロテスタンティズムと資本主義の精神も読んでないのかよと馬鹿にされた.むかついたので読んだ.その冒頭の一節から引き込まれてしまった.

さまざまな種類の信仰が混在している地方の職業統計に目をとおすと,通常つぎのような現象が見いだされる.それはドイツ・カトリック派会議の席上や同派の新聞,文献の中でたびたび論議されていることだが,近代的企業における資本所有や起業家についてみても,あるいはまた上層の熟練労働者層,とくに技術的あるいは商人的訓練のもとに教育された従業者たちについてみても,彼らがいちじるしくプロテスタント的色彩を帯びているという現象だ(Weber 1920=1988:16)

なんか今のなんちゃって経営者論議に通じる話かなあ,とか思った.

本論

これから書く。

おわりに

これから書く。

[注]
  1.  著名なドイツの社会学者。
[文献]
  • Weber, Max, 1920, Die protestantische Ethik und der 'Geist' des Kapitalismus. (大塚久雄訳, 1988, プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 岩波書店.)
段落
  • 段落の最初の行は一文字空白を入れる(字下げインデント)。
見出し(章タイトル)
  • 「注」を付けるときは本文中に上付き文字で1)と丸括弧を用いる。
  • 「注」を書くのは本文の末尾、「 1) 」の書式で書く。
引用
  • 短い引用はカギ括弧「」
  • 長い引用は前後に行間隔を一行空け、左側を全角で2文字インデント
  • 引用元は丸括弧()のなかに(著者名 出版年:引用ページ)の形式で
  • 引用した文献は「文献リスト」に書くこと
文献リスト
  • 「注」の後に下記「文献リストの書き方(抜粋)」の書式で記入する。
  • 一文献で二行にわたる場合はぶら下げインデントを2文字設定する。
  • 文献の並びはアルファベット順(欧文邦文含めて)。
文献リストの書き方(抜粋)
  • 著者名, 出版年, タイトル――サブタイトル出版社名.
  • 著者名, 出版年, 論文のタイトル雑誌名発行元,巻(号): 論文の初ページ-終ページ.
  • LastName, FirstName, year, title:subtitle, City:Publisher.(訳者名訳, 翻訳の出版年, 訳書のタイトル出版社名.)
  • LastName, FirstName, year, title of the paper, name of the journal, volume, start page-end page.

Wordの「文末脚注」・「引用文献と文献目録」機能を用いる…

「文末脚注」

1)という書式の文末脚注をWordで作成するときにはWordの文末脚注機能で文末脚注を振り終わった後で「置換機能」より「検索する文字列」を「^e」、「置換後の文字列」を「^&)」として「あいまい検索」をオフにした上で「すべて置換」する。
Word置換画面(上記説明文とおり)

「引用文献と文献目録」

Wordの文献目録機能では文献リストが上記書式にはならない(特に翻訳書籍に対応できない)。後で書き換えるか、最初から自分で書くか。