論文・提案書の流れ
論文も提案書も自身の主張を相手に理解・納得させる必要がある。そのための一般的な流れを示す。
PREP法と呼ばれる文書構成に関するフレームワークである。
- Point(論点)/Assertion(主張)
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何を明らかにしたいのか、論点や提案内容を明確にする。
※自分が言いたいこと
- Reason(理由)
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- 論文
- 先行研究を整理し、その中に自身の研究を位置付けることにより、なぜその研究を行うのか、その意義を示す。
- 提案書
- 顧客の状況を整理し、それに対して自社およびその商品がいかにその状況にマッチしたものであるか、その意義を示す。
※他者の視点・文脈を導入する。
- Example(事例)/Evidence(証拠・物証)
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- 論文
- 研究対象・研究方法とそれにより明らかになる研究結果を提示する。
- 提案書
- 提案内容の詳細を示す。その際、効果・予算によるコストパフォーマンスや納期など顧客が購入に至る判断ができる材料を提示する。
- Point(論点)/Assertion(主張)
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- 論文
- 何が明らかになったのかをまとめ、その研究結果の持つ意義と限界を提示する。
- 提案書
- 提案内容が顧客にとって妥当なものであることを再度確認する。
課題