学術論文を書くための技能を身につける
講義概要/Course outline
本格的な学術レポート・論文を書くために必要な技能を身につける。
到達目標/Attainment objectives
- 論文のテーマ設定から主張導出までの手順を理解する。
- 論文の構成を踏まえ、各章で書くべき内容を理解する。
- 簡潔で読みやすい文章作成技術を習得する。
配布物・参考資料など
実習内容
学術論文と研究方法(09/22)
- 実証研究と理論研究(p.116-, p.124-)
-
- 学術的文章とは(再掲)
- 実証研究と理論研究:実証研究と理論研究内容確認テスト
- 実証研究と理論研究: 01 学術論文とは何か(p.116)
- 実証研究と理論研究: 02 文献研究と実証研究の性質と選択、論文の構成(p.124)
- 実証研究と理論研究: ○○製薬の新作シャンプーは非常に売れているが、広告に何か秘密があるかどうか
- 実証研究と理論研究:○○自動車には環境に配慮したイメージがある。一体なぜなのかを△△自動車と比較することで調べたい
- 実証研究と理論研究:○○製薬の新作シャンプーについて、若い女性たちはどう思っているのか
- 実証研究と理論研究:日本人が持つ、中国人のイメージを知りたい
- 実証研究と理論研究:日本の漫画に中国人がどんな役割で登場してくるのか知りたい
- 実証研究と理論研究:まとめ
- 課題素材(再掲)
データを読む:平均値の比較1(09/29)
- 平均値の比較
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
データを読む:平均値の比較2(10/06)
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
データを読む:平均値の比較3(10/13)
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
- 独立した2グループ間のt検定(R)
- Rの基本操作
データを読む:平均値の比較4(10/20)
- 3グループ以上の平均差の検定
- 3グループ以上の平均差の検定(R)
-
構造を発見する:相関関係(10/27)
- 構造を発見する-疑似相関(p.177)
「マップ」を作る(p.26)(11/03)
論文の方向性を定める(11/10)
- 研究方法の選択(p.128-,p.192-)
- 研究課題01
-
- 研究課題01: 情報社会学概論レポート:マップ(
形式)
- 研究課題01: 情報社会学概論レポート:ロジックツリー(
形式)
- 研究課題01: 情報社会学概論レポート:マップ(
データと主張を繋ぐ(11/17)
タイトルを付ける(11/24)
- 論文の題名(p.242-245)
- 研究課題03
-
- 研究課題03: 情報社会学概論レポート:タイトル(
形式)
- 研究課題03: 情報社会学概論レポート:タイトル(
章立てを行う(12/01)
- 論文・提案書の流れ
- 論文書式の設定
- 論文の構成
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- 論文の標準的構成(p.127,129)
- 研究課題04
-
- 論文の構成: 研究課題05:論文原稿(
形式)
- 論文の構成: 研究課題05:論文原稿(
文献-09と引用-10,11(12/08)
- 文献リスト(p.60)
-
- 文献リスト: 09 参考文献を示す テキスト導入問題
- 文献リスト: 書籍(
形式)
- 文献リスト: 翻訳書籍(
形式)
- 文献リスト: 論文集、複数の著者がいる場合(
形式)
- 文献リスト: 論文集の中の論文や雑誌記事、新聞記事など(
形式)
- 文献リスト: 書物以外の資料(
形式)
- 文献リスト:研究課題:文献メモ
- 研究課題05
- ブロック引用(p.72)
- 要約引用(p.80)
- 総合実習課題
序論を書く(12/15)
- 序論
- 研究課題06
本論を書く(12/22)
- 本論の構成
- 研究課題07
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- 研究課題07: 情報社会学概論レポート:序論(
形式)
- 研究課題07: 情報社会学概論レポート:序論(
初稿を書き上げる(01/12)
- 「おわりに」(p.178,240)-結論
- 「はじめに」(p.245)-要旨
- 研究課題08
完成度を高める(01/12)
- 推敲・校正(p.110)
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- 外来語と専門用語を扱う(p.104)
- 語句を明確に使う(p.20)
- 一文一義で書く(p.14)
- 研究課題09
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- 研究課題09: 情報社会学概論レポート:初稿(
形式)
- 論文評価
- 研究課題09: 情報社会学概論レポート:初稿(
成績評価
- 評価基準
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レポートと平常点より総合的に評価する。
- レポート(60%)
-
研究の問い:で定めた「規定文(仮説)」と「研究方法」に基づく疑似論文
- 書式設定:A4用紙40字×35行
- 文字数:論文タイトル・本文・図表・注釈・文献一覧含め、規定の文字数設定(40字*35行)でA4用紙4枚程度
- 論文の標準的構成に沿った構成で作成すること
- 提出先:研究課題09: 情報社会学概論レポート:初稿(
形式)(再提出不可)
- 締切:01/18 23:59
- 平常点(40%)
- 「研究課題」以外の課題提出状況と内容