学術論文を書くための技能を身につける
講義概要/Course outline
本格的な学術レポート・論文を書くために必要な技能を身につける。
到達目標/Attainment objectives
- 論理的に物事を整理し、表現できる。
- 実証研究の基本的な考え方と必要な作業を理解する。
- 論文のテーマ設定から主張導出までの手順を理解する。
- 論文の構成を踏まえ、各章で書くべき内容を理解する。
- 簡潔で読みやすい文章作成技術を習得する。
- 本実習は前記で取り扱った
- 抽象度(論理レベル)p.152
- 量的調査・データ処理(Excel・R)
配布物・参考資料など
実習内容
学術論文と研究方法(09/19)
- 最終課題素材
- 実証研究と理論研究(p.116-, p.124-)
-
- 学術的文章とは(再掲)
- 実証研究と理論研究: 実証研究と理論研究内容確認テスト
- 実証研究と理論研究: 01 学術論文とは何か(p.116)
- 実証研究と理論研究: 02 文献研究と実証研究の性質と選択、論文の構成(p.124)
- 実証研究と理論研究: ○○製薬の新作シャンプーは非常に売れているが、広告に何か秘密があるかどうか
- 実証研究と理論研究:○○自動車には環境に配慮したイメージがある。一体なぜなのかを△△自動車と比較することで調べたい
- 実証研究と理論研究:○○製薬の新作シャンプーについて、若い女性たちはどう思っているのか
- 実証研究と理論研究:日本人が持つ、中国人のイメージを知りたい
- 実証研究と理論研究:日本の漫画に中国人がどんな役割で登場してくるのか知りたい
- 実証研究と理論研究:まとめ
データを読む:平均値の比較2(09/26)
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
データを読む:平均値の比較3(10/03)
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
データを読む:平均値の比較4(10/10)
- 独立した2グループ間でのt検定
-
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
形式)
- 独立した2グループ間でのt検定: 例題(
- Rの基本操作
データを読む:統計ソフトの利用(10/17)
- Rの基本操作
- SPSSの基本操作(参考)
データを読む:統計ソフトの利用2(10/24)
- 「データを読む」導入問題(R)
- クロス集計と独立性の検定(SPSS 参考)
- 独立した2グループ間のt検定(R)
-
- 独立した2グループ間のt検定(R): 出力結果(
形式)
- 独立した2グループ間のt検定(R):主張(
形式)
- 独立した2グループ間のt検定(R):課題(
形式)
- 独立した2グループ間のt検定(R): 出力結果(
- 独立した2グループ間でのt検定(SPSS 参考)
データを読む:平均値の比較4-分散分析(10/31)
- 3グループ以上の平均差の検定
-
- 3グループ以上の平均差の検定: Fisher分散分析(
形式)
- 3グループ以上の平均差の検定: Welch修正(
形式)
- 3グループ以上の平均差の検定: Fisher分散分析(
データを読む:平均値の比較5-分散分析(11/07)
- 3グループ以上の平均差の検定
-
- 3グループ以上の平均差の検定: Fisher分散分析(
形式)
- 3グループ以上の平均差の検定: Welch修正(
形式)
- 3グループ以上の平均差の検定: Fisher分散分析(
- 3グループ以上の平均差の検定(R)
- 分散分析(SPSS 参考)
構造を発見する:相関関係(11/14)
- 相関係数
-
- 相関係数: 例題(
形式)
- 相関係数: 相関課題(
形式)
- 構造を発見する-疑似相関:偏相関係数(
形式)
- 相関係数: 例題(
論文の主張と論証(11/21)
データと主張を繋ぐ(11/28)
- 研究の問い(p.132-)
- 研究課題02
-
- 研究課題02: 情報社会学概論レポート:論点とデータ(
形式)
- 研究課題02: 情報社会学概論レポート:論点とデータ(
論文の概略を作る(12/05)
- 論文の題名(p.242-245)
- 研究課題03
- 論文・提案書の流れ
- 研究課題04
-
- 研究課題04: 情報社会学概論レポート:論文概略(
形式)
- 研究課題04: 情報社会学概論レポート:論文概略(
- 論文書式の設定
- 論文の構成
-
- 論文の標準的構成(p.127,129)
- 論文の構成:研究課題05:論文原稿(
形式)
文献リスト・引用・序論(12/12)
序論と本論(12/19)
書き上げる(01/09)
- 「おわりに」(p.178,240)-結論
- 「はじめに」(p.245)-要旨
- 研究課題09
-
- 研究課題09: 情報社会学概論レポート:初稿(
形式)
- 研究課題09: 情報社会学概論レポート:初稿(
- 推敲・校正(p.110)
-
- 外来語と専門用語を扱う(p.104)
- 語句を明確に使う(p.20)
- 一文一義で書く(p.14)
- 研究課題10
-
- 研究課題10: 情報社会学概論レポート:完成稿(
形式)
- 論文評価
- 研究課題10: 情報社会学概論レポート:完成稿(
成績評価
- 評価基準
-
レポートと平常点より総合的に評価する。
- レポート(70%)
-
研究の問い:で定めた「規定文(仮説)」と「研究方法」に基づく疑似論文
- 書式設定:A4用紙40字×35行
- 文字数:論文タイトル・本文・図表・注釈・文献一覧含め、規定の文字数設定(40字*35行)でA4用紙3-4枚程度
- 論文の標準的構成に沿った構成で作成すること
- 提出先:研究課題10: 情報社会学概論レポート:完成稿(
形式)(再提出不可)
- 締切:01/15 23:59
- 平常点(30%)
- 「研究課題」以外の課題提出状況と内容