SPSS 第一回
SPSS Statistical Package for the Social Sciences
SASよりも取っつきやすい(はず)。EXCELに近い感覚でも扱える。
SASと同様プログラムファイルを自分でかくやり方と、EXCELの様にメニューからコマンドを選択するやり方がある。基本的にはメニューからの選択でよいが、必要に応じて、プログラムファイル(シンタックスファイル)を自分で書いた方がよい場合がある。
データの読み込み
たとえばExcelであつかってきたデータをSPSSでも同じように扱ってみよう。
このデータをSPSSで読める形式に変換する。
EXCEL ver.4形式が簡単。
あとはSPSSの画面でいろいろ見やすくなるようにいじってみよう。
基本的な使い方その1
- データを並び替えてみる
「データ」>「ケースの並び替え」
- 平均値・標準偏差などを出してみよう。
「統計」>「要約」>「記述統計」
- 偏差値を表の中で計算してみよう。
「変換」>「計算」
- 次に度数分布表を作ってみよう。
- 再コード化
数学の点数に関する度数分布表を作るためには、まず数学の点数を10点刻みにしなければならない。こういう作業を再コード化(recode)と呼ぶ。
数学の点数に関して
0 から 9 までを 0
10 から 19 までを 10
20 から 29 までを 20
とコード化する、という感じである。
メニュー「変容」>「値の再割り当て」>「ほかの変数へ」
今度は英語に関して、同じことをシンタックスファイルを使って行ってみよう。
「ファイル」>「新規作成」>「シンタックスファイル」
書式
recode 英語 (0 thru 9=0) ・・・ into 英語1
- 度数分布表
「統計」>「要約」
- 図表
「グラフ」>「ヒストグラム」
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