SPSS シンタックス
シンタックスを用いる
SPSSはメニュー操作でコマンドを実行できるようになっているが、本来はキャラクターベースのコマンドですべてのコマンドを実行する。なれてくるとその方が操作も早くなり、応用性も広がる。
身長と年齢データを用いる。

「ファイル(F)」→「新規作成(N)」→「シンタックス(S)」。

この画面にコマンドを入力する。

「身長」と「年齢」の基本統計量を求めるシンタックス例
- 「分析(A)」→「記述統計(E)」→「記述統計(D)」
- 「分析(A)」→「記述統計(E)」→「探索的(E)」
アスタリスク(*)からピリオド(.)の間はコメントとなる。
* 基本統計量. *「分析(A)」→「記述統計(E)」→「記述統計(D)」. DESCRIPTIVES VARIABLES=身長 年齢 /STATISTICS=MEAN VARIANCE STDDEV MAX MIN RANGE. *「分析(A)」→「記述統計(E)」→「探索的(E)」. EXAMINE VARIABLES = 身長 年齢 /PLOT NONE /STATISTICS DESCRIPTIVES /NOTOTAL.
「実行」→「すべて」で全コマンドを実行できる。

コマンド実行後の「ビューア」の「ログ」欄に行われたコマンドが記録されている。メニュー操作でもこのログは表示されるので、最初はメニュー操作で分析を行っても、ログを見ることでシンタックスでの記述方法を確認することができる。最初はメニュー操作で分析を行っても、その都度ログを確認して、徐々にシンタックスの記述を覚えていこう。