HTML講座

論文作成

脚注

脚注をウェブページ1)で実現する有力な手法はハイパーリンク2)機能を応用することです。本文側と脚注側で相互にページ内リンクを貼るとWordの脚注機能と同様の機能が実現できます。WikiPedia3)はその手法で脚注を付けています。ただし連番機能は働かせられません。そういうのはプログラム4)で実現するしかなさそうです。


  1. ^ホームページともいう
  2. ^コンテンツからコンテンツへの参照を行う仕組み
  3. ^Wikiを用いて実現されているWeb上の百科事典。誰でも編集に参加できる
  4. ^PHPとか
<p>脚注をウェブページ<sup id="ref_1"><a href="#note_1">1)</a></sup>で実現する有力な手法はハイパーリンク<sup id="ref_2"><a href="#note_2">2)</a></sup>機能を応用することです。本文側と脚注側で相互にページ内リンクを貼るとWordの脚注機能と同様の機能が実現できます。WikiPedia<sup id="ref_3"><a href="#note_3">3)</a></sup>はその手法で脚注を付けています。ただし連番機能は働かせられません。そういうのはプログラム<sup id="ref_4"><a href="#note_4">4)</a></sup>で実現するしかなさそうです。</p>
<hr>
<ol class="note">
<li id="note_1"><a href="#ref_1">^</a>ホームページともいう</li>
<li id="note_2"><a href="#ref_2">^</a>コンテンツからコンテンツへの参照を行う仕組み</li>
<li id="note_3"><a href="#ref_3">^</a>Wikiを用いて実現されているWeb上の百科事典。誰でも編集に参加できる</li>
<li id="note_4"><a href="#ref_4">^</a>PHPとか</li>
</ol>
  • 本文側から脚注側のid=note_1へのリンクを貼る
  • 脚注側から本文側のid=ref_1へのリンクを貼る

idへのリンクを貼る

引用・文献一覧

今日同じ学部の同級生からお前、ウェーバーのプロテスタンティズムと資本主義の精神も読んでないのかよと馬鹿にされた。むかついたので読んだ。その冒頭の一節から引き込まれてしまった。

さまざまな種類の進行が混在している地方の職業統計に目をとおすと、通常つぎのような現象が見いだされる。それはドイツ・カトリックは会議の席上や同派の新聞、文献の中でたびたび論議されていることだが、近代的企業における資本所有や起業家についてみても、あるいはまた上層の熟練労働者層、とくに技術的あるいは商人的訓練のもとに教育された従業者たちについてみても、彼らがいちじるしくプロテスタント的色彩を帯びているという現象だ(Weber 1920=1988:16)

なんか今のなんちゃって経営者論議に通じる話かなあ、とか思った。


  • Weber,Max,1920,Die protestantische Ethik und der 'Geist' des Kapitalismus(=1988,大塚久雄訳プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 岩波書店)
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    font-style:normal;
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    content:"『";
}

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    content:"』";
}

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    list-style-type: none;
    text-indent:-2em;
}
----------------------
<p>今日同じ学部の同級生から<q>お前、ウェーバーの<cite class="cite_title_ja">プロテスタンティズムと資本主義の精神</cite>も読んでないのかよ</q>と馬鹿にされた。むかついたので読んだ。その冒頭の一節から引き込まれてしまった。</p>
<blockquote>
<p>さまざまな種類の進行が混在している地方の職業統計に目をとおすと、通常つぎのような現象が見いだされる。それはドイツ・カトリックは会議の席上や同派の新聞、文献の中でたびたび論議されていることだが、近代的企業における資本所有や起業家についてみても、あるいはまた上層の熟練労働者層、とくに技術的あるいは商人的訓練のもとに教育された従業者たちについてみても、彼らがいちじるしくプロテスタント的色彩を帯びているという現象だ(<cite>Weber 1920=1988:16</cite>)</p>
</blockquote>
<p>なんか今の<q>なんちゃって経営者</q>論議に通じる話かなあ、とか思った。</p>
<ul class="document_list">
<li>Weber,Max,1920,Die protestantische Ethik und der 'Geist' des Kapitalismus(=1988,大塚久雄訳プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 岩波書店)</li>
</ul>
(参考)文献一覧の書式例(社会学評論規定より)
  • 著者名,出版年,タイトル――サブタイトル出版社名.
  • 著者名,出版年,論文のタイトル雑誌名発行元,巻(号): 論文の初ページ-終ページ.
  • author,year,title:subtitle,City:Publisher.(=翻訳の出版年,訳者名訳訳書のタイトル出版社名.)
  • author,year,title of the paper name of the journal,volume,start page-end page.
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}

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    content:"『";
}

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    content:"』";
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    font-style:normal;
}

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    content:"「";
}

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    content:"」";
}

cite.cite_paper_en{
    font-style:normal;
}

cite.cite_paper_en::before{
    content:"\"";  /*「\」はCSSでダブルコーテーションを入力するためのエスケープ文字*/
}

cite.cite_paper_en::after{
    content:"\"";  /*「\」はCSSでダブルコーテーションを入力するためのエスケープ文字*/
}
-------------------------
  • 著者名,出版年,<cite class="cite_title_ja">タイトル――サブタイトル</cite>出版社名.
  • 著者名,出版年,<cite class="cite_paper_ja">論文のタイトル</cite><cite class="cite_title_ja">雑誌名</cite>発行元,巻(号): 論文の初ページ-終ページ.
  • author,year,<cite>title:subtitle</cite>,City:Publisher.(=翻訳の出版年,訳者名訳<cite class="cite_title_ja">訳書のタイトル</cite>出版社名.)
  • author,year,<cite class="cite_paper_en">title of the paper</cite> <cite>name of the journal</cite>,volume,start page-end page.
  • 日本語論文名は「一重カギ括弧」
  • 日本語雑誌および書籍は『二重カギ括弧』
  • 英語論文名は"ダブルコーテーション"
  • 英語雑誌および書籍はイタリック(<cite>の初期状態)

章立て・説立て

1章 序論
1.1節 現状

マルクスなんて今時流行んねーよ。

1.2節 意義

素晴らしく意義深い考察であると確信する。

2章 考察
2.1節 「資本論」

難しい。

2.2節 ソ連

スターリン怖い。

2.3節 アジアの共産化

ポルポト凶暴すぎ。

2.4節 ヨーロッパ

退潮傾向著しい。

3章 終わりに

よくわかんない。

論考全体は<article>に入っており、章(Chapter)は<section>単位で区切っている。

節(Setcion)は章<section>の中に入っていて、独立しては区切っていない。

htmlの<section>とここでの(一般的な)「節」(setction)とは違う概念なので注意

article{
  counter-reset:chapter_no; /* articleで区切られる度にchapter_noはリセット*/
}

h2{
  counter-increment: chapter_no; /* h2が来るとchapter_noはカウントアップ*/
}

h2::before {
  content: counter(chapter_no "章 "); /* 「2章」などと表示*/
}

section{
  counter-reset:setcion_no; /* sectionで区切られる度にsection_noはリセット*/
}

h3{
  counter-increment: setcion_no; /* h3が来ると setcion_noはカウントアップ*/
}

h3::before {
  content: counter(chapter_no) "." counter(setcion_no) "節 "; /* 「2.1節」などと表示*/
}
-------------------------
<article> (chapter_noリセット→0)
<section>(setcion_noリセット→0) <h2>序論</h2> chapter_no+1→1) <h3>現状</h3>(setcion_no+1→1) <p>マルクスなんて今時流行んねーよ。</p> <h3>意義</h3>;(setcion_no+1→2) <p>素晴らしく意義深い考察であると確信する。</p> </section>
<section> (setcion_noリセット→0) <h2>考察</h2>(chapter_no+1→2) <h3>「資本論」</h3>;(setcion_no+1→1) <p>難しい。</p> <h3>ソ連</h3>;(setcion_no+1→2) <p>スターリン怖い。</p> <h3>アジアの共産化</h3>;(setcion_no+1→3) <p>ポルポト凶暴すぎ。</p> <h3>ヨーロッパ</h3>;(setcion_no+1→4) <p>退潮傾向著しい。</p> </section>
<section> (setcion_noリセット→0) <h2>終わりに</h2>(chapter_no+1→3) <p>よくわかんない。</p> </section>
</article>
  • <h2>が来るごとに章番号chapter_noは増える
  • 章(<section>)で区切られる度に節番号setcion_noはリセットされる
  • <h3>が来るごとに節番号setcion_noは増える
  • 章番号と節番号を組み合わせてh3に表示している

※論文などの文書作成に使えるCSS設定をまとめたもの→(paper.css)