ライティング実習2A 12組

2024年度 前期 木03 13:30-15:00 瀬田3-B104

グラフ作成

本章で用いる実習用ファイル
「表」と「グラフ」
主張
グラフ
生データ
論理レベル
  • 「生データ」→「表」→「グラフ」と情報量は減少する
  • ※「生データ(raw data)」は一般的には論文には掲載しない
論拠
↑So What?

データからなにが言えるのか?

↓Why So?

その主張は何故、本当にそう言えるのか?その根拠は?(統計学的検定)

課題

表データより、【主張】を導き出すにふさわしいグラフを作成せよ。

推移(xlsx形式)

【データ】
表1 μ国人口の推移予測
総人口
1920年3,292,638
1930年3,791,979
1940年4,232,249
1950年4,948,989
1960年5,548,351
1970年6,158,068
1980年6,887,340
1990年7,272,775
2000年7,467,816
2010年7,500,000
2020年7,301,958
2030年6,917,935
2040年6,433,009
2050年5,939,669
2060年5,388,964
2070年4,854,322
2080年4,408,639
2090年4,057,682
2100年3,773,563
Social Research Institute(2013)
図1 μ国人口の推移予測
【主張】

μ国の人口はこれまで上昇してきたが、今後は下降し、2100年には1940年水準の人口にまで落ち込むことが予想される(グラフ1個)。

解答例表示

単一カテゴリー(xlsx形式)

【データ】
表2 μ国民族別人口
民族人数大学進学率
ヨーロッパ系22552150070.26%
アフリカ系18731300030.01%
東アジア系14985050075.06%
中東系11238950065.29%
ラテン系7492550040.34%
Social Research Institute(2013)
図2-1 μ国民族別人口比率
図2-2 μ国民族別大学進学率
【主張】

μ国はヨーロッパ系、アフリカ系、東アジア系で総人口の75%を占める。中東系・ラテン系住民も多い(グラフ1個)。

また民族別大学進学率は東アジア系が最も高く、ヨーロッパ系・中東系も60%を超えて高い水準にある。一方ラテン系は40%、アフリカ系は30%にとどまる(グラフ1個)。

解答例表示

複数カテゴリー(xlsx形式)

【データ】
表3 μ国民族別階層別人口
社会階層中東系ヨーロッパ系ラテン系アフリカ系東アジア系
旧貴族層2000746500500500500
富裕層11250004550000250000750001500000
中流層562500019250000155000013750009700000
個人事業者2687500033750000112500001812500022500000
ホワイトカラー168750003937500084375002531250022500000
ブルーカラー518750001078250004676250012573750080300000
その他100125002002500066750001668750013350000
Social Research Institute(2013)
図3-1 μ国階層・民族別人口比率
図3-2 μ国民族・階層別人口比率
【主張】

富裕層・中流層はヨーロッパ系・東アジア系が多く、中東系がそれに続く。アフリカ系はブルーカラー層が多い(グラフ2個)。

【データ】
表4 μ国大学進学率
社会階層中東系ヨーロッパ系ラテン系アフリカ系東アジア系
旧貴族層0.9750.9980.9840.9840;990
富裕層0.9660.9980.9960.9870.999
中流層0.9990.9970.8710.7820.995
個人事業者0.6820.7630.5560.4480.733
ホワイトカラー0.7040.8730.8220.5340.911
ブルーカラー0.6140.5920.2730.2130.689
その他0.6000.5010.4010.4010.676
Social Research Institute(2013)
図4 μ国民族・階層別大学進学率
【主張】

旧貴族層・富裕層は民族による大学進学率の差はなく、ほぼ100%である。中流層も高い大学進学率であるが、ラテン系・アフリカ系の進学率は低下する。ブルーカラー層では民族差が大きい(グラフ1個)。

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相関(xlsx形式)

【データ】
表5 μ国株価指数と為替
日付株価指数対ドルレート
1月4日8560.1176.66
1月5日8488.7177.19
1月6日8390.3577.05
Social Research Institute(2013)

全データ(csv)

図5 μ国株価指数と為替
【主張】

為替で円安ドル高が進行すると株価指数は上昇する傾向がある(グラフ1個)。

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