グラフ作成
- 本章で用いる実習用ファイル
- 論理レベル
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- 「生データ」→「表」→「グラフ」と情報量は減少する
- ※「生データ(raw data)」は一般的には論文には掲載しない
- 論拠
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- ↑So What?
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データからなにが言えるのか?
- ↓Why So?
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その主張は何故、本当にそう言えるのか?その根拠は?(統計学的検定)
課題
表データより、【主張】を導き出すにふさわしいグラフを作成せよ。
推移(形式)
- 【データ】
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表1 μ国人口の推移予測 年 総人口 1920年 3,292,638 1930年 3,791,979 1940年 4,232,249 1950年 4,948,989 1960年 5,548,351 1970年 6,158,068 1980年 6,887,340 1990年 7,272,775 2000年 7,467,816 2010年 7,500,000 2020年 7,301,958 2030年 6,917,935 2040年 6,433,009 2050年 5,939,669 2060年 5,388,964 2070年 4,854,322 2080年 4,408,639 2090年 4,057,682 2100年 3,773,563 Social Research Institute(2013) - 【主張】
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μ国の人口はこれまで上昇してきたが、今後は下降し、2100年には1940年水準の人口にまで落ち込むことが予想される(グラフ1個)。
単一カテゴリー(形式)
- 【データ】
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表2 μ国民族別人口 民族 人数 大学進学率 ヨーロッパ系 225521500 70.26% アフリカ系 187313000 30.01% 東アジア系 149850500 75.06% 中東系 112389500 65.29% ラテン系 74925500 40.34% Social Research Institute(2013) - 【主張】
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μ国はヨーロッパ系、アフリカ系、東アジア系で総人口の75%を占める。中東系・ラテン系住民も多い(グラフ1個)。
また民族別大学進学率は東アジア系が最も高く、ヨーロッパ系・中東系も60%を超えて高い水準にある。一方ラテン系は40%、アフリカ系は30%にとどまる(グラフ1個)。
複数カテゴリー(形式)
- 【データ】
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表3 μ国民族別階層別人口 社会階層 中東系 ヨーロッパ系 ラテン系 アフリカ系 東アジア系 旧貴族層 2000 746500 500 500 500 富裕層 1125000 4550000 250000 75000 1500000 中流層 5625000 19250000 1550000 1375000 9700000 個人事業者 26875000 33750000 11250000 18125000 22500000 ホワイトカラー 16875000 39375000 8437500 25312500 22500000 ブルーカラー 51875000 107825000 46762500 125737500 80300000 その他 10012500 20025000 6675000 16687500 13350000 Social Research Institute(2013) - 【主張】
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富裕層・中流層はヨーロッパ系・東アジア系が多く、中東系がそれに続く。アフリカ系はブルーカラー層が多い(グラフ2個)。
- 【データ】
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表4 μ国大学進学率 社会階層 中東系 ヨーロッパ系 ラテン系 アフリカ系 東アジア系 旧貴族層 0.975 0.998 0.984 0.984 0;990 富裕層 0.966 0.998 0.996 0.987 0.999 中流層 0.999 0.997 0.871 0.782 0.995 個人事業者 0.682 0.763 0.556 0.448 0.733 ホワイトカラー 0.704 0.873 0.822 0.534 0.911 ブルーカラー 0.614 0.592 0.273 0.213 0.689 その他 0.600 0.501 0.401 0.401 0.676 Social Research Institute(2013) - 【主張】
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旧貴族層・富裕層は民族による大学進学率の差はなく、ほぼ100%である。中流層も高い大学進学率であるが、ラテン系・アフリカ系の進学率は低下する。ブルーカラー層では民族差が大きい(グラフ1個)。
相関(形式)
- 【データ】
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表5 μ国株価指数と為替 日付 株価指数 対ドルレート 1月4日 8560.11 76.66 1月5日 8488.71 77.19 1月6日 8390.35 77.05 … Social Research Institute(2013) - 【主張】
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為替で円安ドル高が進行すると株価指数は上昇する傾向がある(グラフ1個)。